部下のモチベーションを上げる方法
みなさん、会社で部下のモチベーションを上げたい時、どのようにしてますか。
これってなかなか難しいてますよね。
今回は、ちょっとした方法で部下のモチベーションを高める方法をご紹介します。
部下のモチベーションを上げる簡単な方法
部下のモチベーションを上げるには、
「その部下のいいところを、社内で言いまくる」
です。
例えば、接客が素晴らしい部下のA君がいるとしましょう。
そして、部下のB君に対して
「A君の接客は素晴らしいよ。いつも笑顔でお客様と接していて、お客様から、今日はAさんに会いにお店に来ました。なんて言われているんだよ。」
と伝えるんです。
そして、同じように社内の数人に同じことを伝えるんです。
ここでのポイントは、直接A君には言わず、それ以外の人に言うとことです。
そして、A君はBさんとの世間話の中で、
「上司の〇〇さんが、A君のことめっちゃ、褒めてたよ。彼の接客は素晴らしいって」
と聞き、上司が自分のことを褒めていたと知ります。
すると、A君は、
「そっか、〇〇さん、僕のことをちゃんと見てくれてるんだ。よし、もっと頑張ろう」
とモチベーションが上がるんです。
「ウィンザー効果」を利用したモチベーションアップ法
これは、「ウィンザー効果」を利用したモチベーションアップの方法です。
ウィンザー効果とは、
「直接言われるより、第三者から間接的に言われた方が、信頼性、信憑性が増す」
という心理的効果です。
「食べログ」もこれを利用してます。
お店から、「このラーメンは美味しいですよ」と言われるより、その店のラーメンを食べた客が「美味しかった」と言う方が信頼が増すんです。
だから、私たちは、その店のラーメンを食べた客の評価が高い店を探して、その店に行くんです。
このウィンザー効果を利用して部下をほめる際、「数人に言う」というのもポイントです。
B君、C君に対してA君をほめると、A君が、C君と世間話をしている時も、
「上司の〇〇さんがA君のこと、めっちゃ褒めてたよ」
と聞くことになりmす。
こうして、A君のモチベーションはどんどん高まっていきます。
社内でモチベーションアップのスパイラルを作り、業績を上げるには
部下のA君、B君、C君のいいところを、直接本人には言わず、社内で褒めまくります。
すると、A君とB君が世間話をした時、
B君はA君に対して、
「〇〇さんA君のことめっちゃ褒めてたよ」
といいます。
それを聞いた、A君は
「〇〇さん、B君のこともめっちゃ褒めてたよ」
と言いいます。
つまり、二人とも、他人から上司が自分のことを褒めていたと知るんです。
そうです。これが、部下の間で起こると、
いつも気にかけてくれている〇〇さんのためにも仕事を頑張ろう
と、皆んなが仕事を頑張る雰囲気ができあがります。
こうなると、業績は上がるしかありません。
これまで、部下の前で、[あいつは仕事が遅くて使い物にならない」などと他の部下の悪口や愚痴を言っていたことはありませんか?
その時、その悪口聞いた他の部下は「きっと俺も言われているんだろうな」と感じるはずです。
すると、上司が心許せない相手となってしまいます。
これではモチベーションが上がる訳がありません。
これからは、陰で部下の悪口言うのではなく、陰で「褒める」。
そうすれば、みんながハッピーになって、業績も上がるんです。
因みに、この方法は私が影響を受けている講演家の「鴨頭嘉人」さんもおっしゃっていた方法です。
みなさんもぜひ試してみて下さい。