子供をしつける前に親がすること
こんにちは。ズーカです。
我が家には5歳になる娘がいます。
娘は、最近ひらがなが書けるようになってきました。
そして、彼女のブームは、紙に文字を書き、家中に貼ること。
テレビには、「てれび」と書かれて紙が貼ってあります。
扉には「あいことばをいえ」と書かれた紙が貼ってあります。
ある時、僕が家に帰ると、壁に
「ちほうしよう」
「こどくち」
と書かれた紙が貼ってありました。
僕は???
もしかして、
「痴呆症」と「孤独死」???
娘は5歳だぞ???
何が起きた???
と頭の中はごちゃごちゃになりました。
そして娘に「これなーに」と聞きました。
娘は
これはあれだよ、おばあちゃんが「ここはどこ。私の家はどこ?」ってなるやつ。
もう1つは、おばあちゃんが一人で死んじゃって、誰も気づいてくれないやつ。
って言い放ちました。
こんな言葉をだれが教えたんだと思い
娘に聞いてみると、
Eテレでやってたよ。
とのこと。
おそらくテレビのNHK教育番組でアニメを見た後、そのままテレビがついていて、社会問題の番組が流れてたんだなと僕は思いました。
それにしても、
5歳の子供が社会問題の番組を見てよく分かったな
と感心しました。
〈親が考えている以上に、子供は色々なことを理解している〉
子供ってほんと色々なことを理解してます。
そして、親のこともよく見てる。
我が家では、ご飯を食べる時、テレビを消します。
娘がどーしてもアニメが見たいと言っても消します。
普段、僕が仕事を終えて家に帰ると、娘は既に寝ています。
僕がご飯を食べながらニュースを見ていると、娘がトイレで起きてきました。
そして、僕に一言。
「自分だけテレビみながらご飯食べてる。パパは自分に甘い」
と怒りながら言ってきました。
僕は「大人はニュースを見なくちゃいけないんだよ」と取り繕うことしかできませんでした。
〈口だけではダメ、自分に厳しく
つまり、日常的に自分ができていないことを、親の立場を利用して、子供にいくら言っても、子供には響きません。
言葉が薄っぺらくなり、説得力にかけるからです。
つまり、まずは普段の行動を見直し、口先だけでなく行動する。
そうすれば、子供に響く言葉を言える親になれます。
自分も、
外から帰ったら、玄関の靴を並べて、手洗いうがい。
ご飯を食べ終わったら食器をさげる。
引き出しや扉を足で締めない。
子供に注意する前に、自分の行動を見直さなくちゃです。