子供が自分から行動するようになる「やる気スイッチ」の押し方
こんにちは、ズーカです。
先日、5歳の娘とテレビを見ていました。
「しまじろうのわお」です。
これ、娘が好きなんです。
お話は「しま旅館にようこそ」
しまじろう家族が、自宅におじいちゃん、おばあちゃんを招待して、一泊してもらうお話。
しまじろうは、「番頭さん」なんて呼ばれて、まんざらではない様子。
料理を運んだり、お風呂でおじいちゃんの背中を流したり、おじいちゃんのマッサージをしたり。
そんなお話しでした。
娘のやる気スイッチが押された
このテレビを見た娘は、
私もやりたい
とはしゃぎだします。
娘を「おかみさん」に任命して、ママを「おもてなし」することになりました。
夜、「ママお客さん」がお風呂に入っている時、娘は「ご飯の準備をする」と言って、自分でお茶碗やコップを並べます。
ペットボトルの水には「おいしいみず」と書いた紙をテープで貼っています。
そして、
「パパ、他に何すればいいかな?」
と僕に聞いてきたので、
「お客さんに気持ちよく過ごしてもらえれば、何してもいいんじゃない」
と答えます。
娘は、
「そうか、じゃあ、部屋の片付けをしよう」
と言って、自分で遊んだおもちゃを片付け始めます。
ご飯を食べ終わった後、娘は食器を流しまで運んで行きます。
こんな風に、我が家の「若おかみ」は、お仕事を頑張っていました(笑)
子供のやる気スイッチを押す方法
娘は普段、自分から「部屋の片付け」をしたり、「食器を運ぶ」ことはしません。
おもちゃを片付けてと娘に言うと、
「パパも一緒に遊んだんだから、パパが片付けて」
なんて言い出します(汗)
でも、この時は、自分からおもちゃを片付けました。
この違いは何だろう?
それは、
「やる気スイッチ」が押された状態であるか否か」
だと感じました。
娘は、しまじろうのテレビを見て、
なんだか楽しそうだぞ
と思ったはずです。
これによって、娘の「やる気スイッチ」がオンになった。
だから、普段はやらないことでも自分からやっていたんです。
子どもは「〇〇をしなさい」と言っても、全然動きません。
「楽しくなさそう」と感じているから、「やる気スイッチ」がオンにならないんです。
「片付けするのに楽しさは必要ない」という考えもあるかもしれませんが、
「片付けしなさい」
と何度も言って、親がイライラして疲れるくらいなら、子供に進んでやってもらった方が絶対にいいです。
「子供が思ったように行動をしてくれない」と感じた時は、やる気スイッチを探してみるといいです。
今回は、しまじろうのテレビがスイッチを押しましたが、他にもスイッチを押せることはたくさんあります。
言葉のかけ方だったり、親の態度だったり。
その子によってスイッチを押す行動は違うかもしれませんが、ポイントは、
楽しそう、おもしろそう
と感じるかどうかだと思います。
でも、これってきっと子供だけではなくて大人も同じなんです。
例えば、
「自分で企画・提案した仕事」
と
「上司からやれと言われてやる仕事」
は、どちらがやる気がでますか?
絶対、自分で企画・提案した仕事ですよね。
責任はある。
けど、どう進めて行くか自分の頭で考え、実行することが楽しい。
わくわくする。
だから、やる気が上がるんだと思います。
大人も子供も一緒ですね。
ってことは、子育ては、部下の育成にもつながりますね。