元気がでるブログ

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「ズーカ」と申します。二児の父親で子育て奮闘中。普段気づいたことや役に立つ情報を発信していきたいです。読んだ方が元気になってくれたら嬉しです。

部下の上手な叱り方〜どんな言葉を使うかは関係なかった〜

こんにちは、ズーカです。

 

先日、仕事でミスをしました。

 

これについて、先輩のAさんとBさんから、

 

「何やってるんだ。こんなミスして。」

 

と叱られたんです。

 

仕方がないですね。

ミスをしたのは僕なので。

 

ですが、叱られた時の「自分の気持ち」に違いがあることに気が付きました。

 

Aさんから叱られた時は、

「こんなミスして、注意不足だったな」

「次から気をつけよう」

と反省しました。

 

ですが、Bさんから叱られた時は、

「お前に言われたくないよ」

と、思ったんです。

 

同じことを注意されているのに。

 

こんな経験したことありませんか?

 

この差は、

その先輩が僕のことを普段からどれだけ見てくれていたか

によって生まれるんです。

 

「叱り方」より人間関係が重要

 

僕は、叱られる人によって、その言葉を受け取れる時と受け取れない時があります。

 

ですが、その理由がはっきり説明できませんでした。

 

そんな時、講演会の「鴨頭嘉人」さんが分かりやすく説明してくれました。

 

答えは、その先輩が

普段から自分のことを見てくれているか、気にかけてくれているか

なんです。

 

つまり、日頃から

仕事を教えてくれたり、仕事を任せてくれたり、いざという時は全力でサポートしてくれる先輩

がいたとします。

 

こんな先輩からであれば、

「何やってるんだ、バカヤロウ。」

と、強く叱責されたとしても、素直にその言葉を受け取ることができるんです。

 

パワハラだ」なんて絶対に言いません。

 

反対に、普段、自分のことを全然見てくれてない先輩から、

「何やってるんだ。バカヤロウ」

と強く叱責されるとどうか。

 

「お前には言われたくないよ」と思いながら、口先だけで、「すいません」をリピートとするんです。

 

つまり、注意された言葉を素直に受け取れるかは、その人との人間関係に大きく影響を受けるんです。

 

「部下の上手な叱り方」みたいなビジネス書には、「叱る時はタイミングと場所と言葉を選べ」なんて書いてありますよね。

 

でも、人間関係ができていないと、小手先だけのテクニックで叱られても、全然響かない。

 

ですが、人間関係ができていれば、多少強く叱責されたとしても、素直にその言葉を受け取ることができるんです。

 

部下の心に響く叱り方

 

部下を叱る時に「魔法の言葉」はありません。

 

きちんと部下とコミュニケーションを取り、仕事ぶりをよく見て、適切なアドバイスをする。

 

こうした日頃からの積み重ねによって、人間関係ができ、叱った時も、その言葉を素直に受け取ってくれるようになるんです。

 

もちろん、自分のことをきちんと見てくれている人から褒められた時は

ちょー嬉しい

です。

 

部下を持つ皆さん、叱り方をあれこれ考えるより、まずは、日頃から部下を気にかけてみて下さい。